半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(4-272)

272.將身不服禮,無以知士卒之寒暑。出隘塞,犯泥塗,將必下步,名曰力將。將身不服力,無以知士卒之勞苦。士卒軍皆定次,將乃就舍;炊者皆熟,將乃敢食;軍不舉火,將亦不火食,名曰止欲。將不身服止欲,無以知士卒之飢飽。故上將與士卒共寒暑,共飢飽勤苦。故三軍之眾,聞鼓音而喜,聞金聲而怒矣;高城深池,矢石繁下,士爭先登;白刄始合,士爭先赴。非好死而樂傷,為其將念其寒苦之極,知其飢飽之審,而見其勞苦之明也。(卷三十一 六韜・龍韜)

【白話】
將帥不能身先垂範,就無從體會士卒的冷暖。翻越狹窄險要的關塞,通過泥濘崎嶇的道路,將帥必先下馬步行,這樣的將帥叫力將。將帥不身體力行,就無從體會士卒的勞苦。士兵們安營紮寨就緒,將帥才進入自己的帳舍;全軍的飯菜都已做好,將帥才開始就餐;全軍士卒沒有生火做飯,將帥也不舉火煮飯,這樣的將帥叫止欲將。為將者不律身克制私欲,就無以體會士卒的飢飽。因此上將能與士卒同寒暑,共飢飽,同勞苦。所以全軍官兵聽到前進的鼓聲就歡喜,聽到退兵的金聲便惱怒;攻打高城深池時,即使面臨箭石如雨的危境,士卒也會爭先恐後,奮勇登城;短兵相接時,士卒也會勇往直前。並不是因為他們喜歡死亡、樂於受傷,而是由於他們的將帥對其冷暖關懷備至,對其飢飽體察入微,對其勞苦明瞭於心的緣故啊!

【日本語訳】
将帥が率先して手本を見せなければ、兵士たちの辛みや気持ちを体験できません。険しい関所を潜り抜け、泥まみれの道を通る時、必ず馬を降りて歩く将帥こそ力のある将帥です。将帥が身をもって実行しなければ、兵士の大変さが分かりません。兵士たちが駐屯する天幕が用意されてから、将帥は自分の小屋に入り、全軍の食事が用意されてから、将帥は食べ始めます。全軍の食事が用意されていないと、将帥も食事をしないが、このような将帥は欲を止められる者と言われます。将軍たる者は自身の私欲を律することができなければ、兵卒の飢えが分かりません。軍では上下問わずに、みな悪天候や飢えや苦労を共に体験して乗り越えるものです。そのため、全身の鼓の音を聞くと全軍は喜び、撤退する銅鑼の音を聞くと悩ましく思って怒ります。難攻の高い城や深い堀を前にして、たとえ矢石が雨のように降りかかっても、兵卒たちは我先にと勇んで攻め入ります。彼らは死を喜び、傷つけられるのを楽しんでいるのではなく、将帥が何事も彼らのことを第一に考えて、彼らの辛さを心からよく分かっているからです。

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