半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(4-274)

274.古者以仁為本,以義治之,治之謂正。是故殺人安人,殺之可也。攻其國,愛其民,攻之可也。以戰去戰,雖戰可也。故仁見親,義見悅,智見恃,勇見方,信見信。故內得愛焉,所以守也;外得威焉,所以戰也。(卷三十三 司馬法

【白話】
古人以仁愛為根本,用合乎道義的方法來治理國家,這種治理的方法叫做正理(治民用兵,平亂討暴,必定要合乎道義)。因此,殺掉壞人而使大眾得到安寧,殺人是可以的(殺人是為防止更多的殺戮,如此殺人可以讓更多人活下來);攻打別的國家,是為了愛護它的民眾,攻打是可以的(為民除害,去除亂君);戰爭的目的是為了制止更多的戰爭,雖然進行戰爭,也是可以的。因此,君主施行仁道民眾會親近,堅持道義會使民眾悅服,有智慧會使民眾有所依靠,勇敢會為民眾所效法,以誠信取信於民(將領有五種德性—仁、義、智、勇、信,則人民會親近、會喜悅、會有所依靠、會有所效法,並能信任他)。因此,在國內得到人民的愛戴,所以可以守衛國土;在外具有威懾力量,所以能戰勝敵人(利益給予人民,則可以固守國土;威懾力量加於敵人,則能戰勝敵人)。

【日本語訳】
昔の者は仁愛の根本にして道義にかなう方法で国を治めたが、このようなやり方は正しい理と言われて、民を治めて兵を出し、反乱を平定して暴虐な者を討伐するにも、道義にかなわないといけませんでした。悪者を殺して大衆に安らぎをもたらそうとしたので、殺人は許されました。より多くの殺戮を防いでより多くの人を生かすための殺人は許されました。自分の民を愛護するために、別の国を攻めるのは許されていました。また、民を救うために暴君を殺すのは許されました。戦争を行っても、それがより多くの戦争を阻止するためでしたら、許されました。君主が仁道を施行すれば民は近づき、道義を守れば民は喜び、智慧があれば民からは頼りにされ、勇敢でいれば民は見習い、誠信をもってすれば民から信頼されるのでした。そのため、国内では民から擁護されて国土を守れます。国外に向けては威圧力があるので敵に打ち勝ちます。

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