半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(4-277)

277.地廣民眾,不足以為彊也;甲堅兵利,不足以恃勝也;高城深池,不足以為固也;嚴刑利殺,不足以為威也。為存政者,無小必存;為亡政者,無大必亡。故善守者無與御,善戰者無與鬥,乘時勢,因民欲,而取天下也。(卷三十五 文子・下德)

【白話】
地域廣,人口多,不一定能夠成為強國;盔甲堅固,兵器鋒利,不一定能取得勝利;城牆很高,護城河很深,不一定就堅不可摧;施用嚴刑,濫殺無辜,不一定能樹立起權威。施行能使國家保全的政治措施,國家無論多小也能夠存在;推行會導致亡國的政治措施,國家無論多大也必定滅亡。所以善於守天下的人不參與防禦,善於打仗的人不參與戰鬥,只要藉著當時的政治狀況、順應民心,就能取得天下。

【日本語訳】
広い領土と多くの人口があっても、必ずしも強国にはなれません。硬い鎧と鋭い兵器を持ってしても、必ずしも勝利を得られません。高い城壁と深い堀があっても、必ずしも滅べられないわけではありません。厳刑を用いて無辜な者をみだりに殺しても、必ずしも権威を樹立することはできません。国を万全に保てる政事を行えば、たとえどれほど小さな国でも持続できます。亡国させる政事を行えば、たとえどれほど大きな国でも必ず滅亡します。そのため、天下を守るのに長けている者は防御の仕事にかかわらず、勝負が得意な者は戦争には参加しません。その時の政治情勢に沿って、民の心に順応することができれば、戦になるよりも先に天下を取れましょう。

>> 群書治要三六〇 #為政 #征伐