半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(4-292)

292.人之將疾也,必先不甘魚肉之味;國之將亡也,必先惡忠臣之語。故疾之將死者,不可為良醫;國之將亡者,不可為忠謀。古者親近不以言,來遠不以言,使近者悅遠者來。與民同欲即和,與民同守即固,與民同念即智,得民力者富,得民譽者顯。(卷三十五 文子・微明)

【白話】
人快要生病時,一定先吃不出魚肉的美味;國家將要滅亡,一定先厭惡忠臣的話。因此人大病將死的時候,良醫也無法救治;國家將要滅亡時,殫精竭慮也難以救亡圖存。古代使身邊的人親近,不需依靠言語;使遠方的人歸附,也不必依靠言語,卻能使身邊的人喜悅,遠方的人歸附。和百姓的願望相同就和諧,和百姓共同守護就堅固,和百姓的思考相同就明智,能得到百姓的力量就富裕強盛,得到百姓的讚譽就能名揚四海。

【日本語訳】
人は病気になると、まず魚の旨みが分からなくなります。国が滅びようとしていると、まず忠臣のことばが嫌悪されるようになります。そのため、人が病気で死の間際にいると、良医でも治せないのです。国が滅びようとしているのならば、武力と智慧を尽くしても救えないでしょう。昔は言葉を頼らずに近くの人と親しくなれて、遠方の者も付き従ってくれたものです。主君が民と同じ願いを持つと世の中は平和となり、主君が民と共にいれば強固な守りになれ、民と同じ思考でいれば明智を得られます。民の力を得られると国は豊かで強くなれます。民から褒めたたえられると天下にその名を轟かせます。

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