半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(4-317)

317.桓公管仲、鮑叔牙、寧戚,四人飲。飲酣,桓公謂叔牙曰:「盍不起為寡人壽乎?」叔牙奉杯而起,曰:「使公無忘出而在於莒,使管仲無忘束縛在於魯也,使寧戚無忘飯牛車下也。」桓公避席再拜曰:「寡人與二大夫能無忘夫子之言,則國之社稷必不危矣。」(卷三十二 管子・小稱)

【白話】
桓公管仲、鮑叔牙、寧戚,四人一起飲酒。喝到微醉時,齊桓公對鮑叔牙說:「你何不起來給我敬酒,祝我長壽呢?」鮑叔牙捧起杯子站起來,說:「祈願君王不要忘記出逃到莒國的事,祈願管仲不要忘記在魯國被綑綁的事,祈願寧戚不要忘記在車下餵牛的事。」齊桓公離開座位站起,對鮑叔牙拜了兩拜說:「寡人和二位大夫能夠不忘記夫子的話,那麼國家社稷必定不會遭到危難了。」

【日本語訳】
桓公管仲、鮑叔牙、寗戚ら四人が一緒に酒を飲みました。ほろ酔いになると、齊桓公は鮑叔牙に言いました。「何故立ち上がって、私に長寿の祝杯をしてくれないのでしょうか?」鮑叔牙は杯を手に持って立ち上がりました。「君主が莒国に逃げ出したことを忘れないように祈っております。管仲が魯国で捕らわれたことを忘れないように祈っております。寗戚が車の下で牛に餌をやっていたことを忘れないように祈っております。」齊桓公は席から立ちあがり、鮑叔牙に向かって二度礼をしました。「寡人と二人の大夫が先生のおことばを忘れなければ、国家が危難にあうことはないでしょう。」

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