半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(4-329)

329.政者,正也。聖人明正以治國。故正者,所以止過而逮不及也。過與不及,皆非正也。非正,則傷國一也。勇而不義傷兵,仁而不法傷正。故軍之敗也,生於不義;法之侵也,生於不正。故言有辯而非務者,行有難而非善者。故言必中務,不苟為辯;行必思善,不苟為難。(卷三十二 管子・法法)

【白話】
所謂政治,就是正。聖人正中其分來治理國家。所以正中其分,用來制止過分而補充不足。過分和不足,都不是正。未能正中,不論過分或不足,傷害國家都是一樣的。勇武而不義就會傷害士兵,仁厚而不合法令制度就會失去正中其分。所以軍隊會失敗,是因為不合乎義;法令制度受到侵害,是因為不能正中其分。所以有的言辭動聽而不實在,行為看起來敬慎畏懼卻是不善的。因此言辭一定要切中實務,不隨便說動聽卻不實在的話;行為一定要顧及善念,不隨便做些看起來敬慎畏懼卻是不善的行為。

【日本語訳】
いわゆる政事とは、正しくあることです。聖人はその分際を守って国を治めます。分際を守るとは、過も不足もないようにすることであり、どちらも正しくないからです。正しくなければ、過であっても不足であっても、同じく国を傷つけてしまいます。勇みこんでばかりで義がなければ、兵士を傷つけてしまいます。仁に厚いが法制を守らなくても正しい分際を失ってしまいます。そのため、軍隊が敗れるのは仁義にかなっていないからです。法制が侵害されるのも分際を正しく守れないからです。聞こえはいいが中身の伴わないことばがあり、厳かのように見えるが良くない行動があります。そのため、ことばは必ず実務に即すべきであり、聞こえはいいが中身の伴わないことばは言ってはいけません。行動には必ず善の気持ちを込めて、厳かのように見えるが良くない行動をしてはいけないのです。

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