半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(4-335)

335.為忠者獲小賞而大乖違於人,恃人君之獨知之耳,而獲訪之於人,此為忠者福無幾而禍不測於身也。得於君,不過斯須之歡,失於君,而終身之故患,荷賞名而實窮於罰也。是以忠者逝而遂,智者慮而不為。(卷四十七 劉廙別傳・疑賢)

【白話】
忠誠的人雖然獲得了小小的賞賜,卻因之而與他人的利益相違背,這是仰仗君主一人的了解啊!如果君主得到諮詢其他人後的回饋,則忠臣的福運就沒有多久了,進而大禍不知何時臨頭也難以預料。得到君主的賞賜不過是片刻的歡樂,因之而失去君主的信任則是終身的禍患。擔負著受到賞賜之名,實際上最終是受到懲罰。所以,忠臣只有離去才能保全自己,聰明的人深思熟慮後,就不再想做忠臣。

【日本語訳】
忠誠心のある者は小さな褒美を貰えるが、人の利益と相容れなくなることがあります。それでも主君という一人の人間からの理解があります。しかしながら、君主がほかの人からの異なる意見を聞き入れると、忠臣の運気もそう続かないものでしょう。さらにはいつの間にか大きな禍がふりかかってきてもおかしくないのです。君主からの褒美はひと時の楽しみなのに、君主からの信頼を失えば終身の禍です。褒美を受け賜わったという名声だけあるものの、実は最終的には懲罰されてしまいかねないということです。そのため、忠臣には君主から離れること以外に保身の道はありません。賢い者なら熟慮すれば、もう忠臣なんてなりたくないものです。

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