半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(4-341)

341.國有亡主,世無亡道。人有窮,而理無不通也。故不因道理之數而專己之能,其窮不遠矣。夫君人者,不出戶以知天下者,因物以識物,因人以知人也。故積力之所舉,既無不勝也;眾智之所為,即無不成也。工無二技,士不兼官,人得所宜,物得所安,是以器械不惡,而職事不慢也。夫責小易償也,職寡易守也,任輕易勸也。上操約少之分,下效易為之功,是以君臣久而不相厭也。(卷三十五 文子・下德)

【白話】
國家有亡國的君主,世上沒有亡國的道。人有窮困的時候,但是道理沒有不通的。因此不依循道理的法則,卻專擅自己的才能,那麼他距離窮困的日子不遠了。統治國家的人,不出大門而能知道天下事,是因為他能依循物的性質來認識物,就人的性質來知人。因此累積足夠的力量,然後才去做,就沒有不勝利的;聚集眾人的智力然後才去做,就沒有不成功的。工匠不從事兩樣技能,士人不兼任官職,人的職務適合他的才能,物能得到最妥善的運用,因此器械就不會常壞掉,而職務內的事情也不會被延遲完成。責任小容易實現,職務少容易處理好,任務輕容易勸勉努力完成。君主交代分量簡單、少的任務,臣子容易達成,因此君臣相處久了也不會相互討厭。

【日本語訳】
国に亡国の君主はいても、世の中に亡国の理はありません。人に貧困な時はあっても、理にかなっていないものはありません。理の法則に従わず、自分の才能を驕りにしていると、その者は貧困になる日までそう遠くないでしょう。国を治める者が門を出ずに天下のことを知り得たのは、物の性質によって物を知り、人の性質によって人を知るからです。十分な力を蓄えこんでから実行すれば、成功しないことはないでしょう。万人の智慧を集めてから実行すれば、成功しないことはないでしょう。匠は二つの技を持たないし、士人は官職を兼任しません。職務がその者の才能に適していれば、仕事が遅れて完成することなく、物がもっともいい使い方をされれば、機械がよく壊れることはありません。責任の小さいものは実現しやすき、職務のすくないことは簡単に処理でき、軽い任務は頑張って仕上げられます。君主が任せる任務の量が少なくて簡単なものだと、臣下は達成しやすく、お互いに長く付きあっても嫌いになることはありません。

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