半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(1-15)

15.古者聖王之制,史①在前書過失,工②誦箴(zhēn)諫③,庶人④謗⑤於道,商旅⑥議於市,然後君得聞其過失也。聞其過失而改之,見義而從之,所以永有天下也。(卷十七 漢書五)

【注釈】
①史:古時在君王左右,掌管文書和記事等職的官吏。②工:古代有負責讀誦詩文的官吏,常在君王身側進行規勸。③箴諫:規戒勸諫的話。④庶人:平民百姓。⑤謗:指責別人的過失。⑥商旅:來往各地買賣貨物的商人。

【白話】
從前聖王的制度中,史官在前記載君主的過失,誦詩文之工,讀誦規勸君主的詩文,百姓在道路上指責君主的過失,商人們在街市上議論君主的過錯,這樣君主才能聽到自己的過失。聽到了過失就改正,看見了符合道義的做法就積極落實,這是他們長久擁有天下的原因。

【日本語訳】
昔の聖王が実行していた制度の中に、このようなものがありました。史官は君主に付き従い、君主の犯した過ちを記録します。詩文を朗読する者は、その傍で君主を諌める詩文読み上げていました。民たちは道端で君主の過ちを指摘し、行商の者たちも市で君主の過ちについて議論できました。このようにすることによって、君主は自分の過ちに気づくことができるのです。過ちに気づいたら、それを改めるのが道義に適ったやり方です。このために、聖王は長く天下を治められました。

>> 群書治要三六〇 #君道 #修身 #改過