半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(1-310)

310.子墨子曰:「國有七患。七患者何?城郭①溝池②不可守,而治宮室,一患也;邊國至境,四鄰莫救,二患也;先盡民力無用之功,賞賜無能之人,三患也;仕者持祿,游者憂佼③,君修法討臣,臣懾(shè)④而不敢咈(fú)⑤,四患也;君自以為聖智,而不問事,自以為安強而無守備,五患也;所信者不忠,所忠者不信,六患也;蓄種菽(shū)粟,不足以食之,大臣不足以事之,賞賜不能喜,誅罰不能威,七患也。以七患居國,必無社稷;以七患守城,敵至國傾。七患之所當,國必有殃。」(卷三十四 墨子

【注釈】
①城郭:城牆。城指內城的牆,郭指外城的牆。②溝池:護城河。③憂佼:依據清朝孫詒讓《墨子閑詁》,為「愛佼」,意思是愛私交。佼,通「交」。④懾:恐懼。⑤咈:違背;違逆。

【白話】
墨子說:「國家有七種禍患。這七患是什麼呢?內外城池都不能有效防禦,卻修建宮室,這是第一種禍患;敵兵壓境,四面鄰國不願救援,這是第二種禍患;把民力耗盡在無用的事情上,賞賜沒有才能的人,這是第三種禍患;做官的人只求保住俸祿,游學的士人只顧結交朋黨,國君修訂法律來懲治臣子,臣子畏懼而不敢直言勸諫,這是第四種禍患;國君自以為聖明睿智而不過問政事,自以為國家安穩強盛而不做防禦準備,這是第五種禍患;國君信任的人不忠誠,忠於國君的人卻不被信任,這是第六種禍患;儲藏和種植的糧食,不足以養活人民,大臣不足以承擔事務,賞賜不能使人高興,誅罰不能使人畏懼,這是第七種禍患。治國出現這七種禍患,必定亡國;守護城池出現這七種禍患,敵軍一到必定淪陷。這七種禍患存在於哪個國家,哪個國家必定遭殃。」

【日本語訳】
墨子は言いました。「国には七つの災いがあります。これら七つの災いとは何でしょうか。内外の城壁と堀が敵襲を有効に防御できていないのに、宮殿を修築すること。これが第一の災いです。敵がすぐ目の前まで迫ってきたのに、周囲の隣国が援兵を出してくれない。これが第二の災いです。民の力を仕様のないことに費やしてしまい、才能のない者に褒美を取らせる。これが第三の災いです。官吏は俸禄のことだけを考え、士人は友達ばかりを作る。臣下が諫言を恐れるほどの厳しい法律を、君主が作らせたこと。これが第四の災いです。君主が自分のことを賢明な聖君だと思いこみ、政事を執り行わず、国が安定していると思って防御の用意をしないこと。これが第五の災いです。君主が信用した者に忠誠心はないのに、厚い忠誠心を持っている者は君主から信用されない。これが第六の災いです。育てた食糧と蓄えた分が民を養うのに足りず、大臣が職務を全うできない。褒美は人を喜ばせず、処罰は人に恐れを抱かせない。これが第七の災いです。国を治めるのにこの七つの災いが起これば、国は必ず滅亡してしまいます。城を守るのにこの七つの災いが現れると、敵が着くと必ずすぐに陥落してしまいます。これら七つの災いがどの国に起こっても、その国はひどい目に遭うのでしょう。」

>> 群書治要三六〇 #敬慎 #鑒戒

《群書治要》至珍至貴!果能深解落實,天下太平,個人幸福,自然可得;背道而行者,則不免自招災殃,禍患無窮。――淨空法師 《群書治要》序