半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(1-311)

311.十過:一曰,行小忠,則大忠之賊也。二曰,顧小利,則大利之殘也。三曰,行僻自用,無禮諸侯,則亡身之至也。四曰,不務聽治,而好五音,則窮身之事也。五曰,貪愎喜利,則滅國殺身之本也。六曰,耽於女樂,不顧國政,則亡國之禍也。七曰,離內遠游,忽於諫士,則危身之道也。八曰,過而不聽於忠臣,而獨行其意,則滅高名,為人笑之始也。九曰,內不量力,外恃諸侯,則削國之患也。十曰,國小無禮,不用諫臣,則絕世之勢也。(卷四十 韓子)

【白話】
十種過錯:一是奉行對私人的小忠,那就會損害大忠。二是只顧小利,那就會破壞大利。三是行為乖僻又自以為是,對待諸侯無禮,那就會走向自取滅亡的道路。四是不致力於國事,而沉迷在聲樂中,那會讓自己陷入窮途末路。五是貪婪固執又追求私利,那是亡國喪身的禍根。六是沉迷於女色歌舞,不顧國家的政事,就會遭受亡國的災禍。七是離開朝廷到遠方遨游,忽略諫議大臣的勸言,那是危害自身的做法。八是有過錯而不肯聽忠臣的勸諫,卻一意孤行,那就是自毀名譽,受人譏笑的開始。九是不考量國內的力量,而依賴國外的諸侯,那就有國土被分割的憂患。十是國家弱小而不講禮義,又不任用直言的諫臣,那是斷絕後嗣的趨勢。

【日本語訳】
十種の過ちがあります。一つ目は個人に対しての忠誠を誓うことであり、これは大衆のための忠誠を妨げることがあります。二つ目は小さな利益だけを追い求めることであり、大衆のための利益を損なうことがあります。三つ目は癇癪を起しやすくて人の意見を聞き入れず、諸候に対しても無礼な態度を取ることであり、自ら進んで滅亡への道を歩んでいるようなものです。四つ目は国事に力を注がずに、音楽などの享楽に耽ることであり、自分を窮地に陥ってしまいます。五つ目は貪欲な執念の塊で、国を滅ぼし、身を滅亡させる災いの元です。六つ目は女色と歌舞に耽り、国政を執り行わないことで、亡国の災いを招いてしまいます。七つ目は朝廷を離れて遠遊し、大臣たちの諫言を疎かにすることで、自身を危機に陥れてしまいます。八つ目は過ちがあるのに、忠臣の勧告を聞かずに、思うがままに突き進んでしまうことで、自ら名誉に傷をつけて人から笑われましょう。九つ目は国内の情勢を考えずに、外国の諸候に頼ったことで、国土が分割されてしまう恐れがあります。十つ目は小さな国なのに、礼儀と仁義を守らず、諫言を直訴する忠臣も起用しないことで、このままでは子孫も絶えてしまいましょう。

>> 群書治要三六〇 #敬慎 #鑒戒

《群書治要》至珍至貴!果能深解落實,天下太平,個人幸福,自然可得;背道而行者,則不免自招災殃,禍患無窮。――淨空法師 《群書治要》序