半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(1-338)

338.人有六情①,失之則亂,從之則睦。故聖王之教其民也,必因②其情,而節之以禮;必從其欲,而制之以義。義簡而備,禮易而法,去③情不遠,故民之從命也速。(卷八 韓詩外傳)

【注釈】
①六情:人的六種欲求。《韓詩外傳》卷五:「人有六情:目欲視好色,耳欲聽宮商,鼻欲嗅芬香,口欲嗜甘旨,其身體四肢欲安而不作,衣欲被文繡而輕暖。此六者,民之六情也。」②因:順;順應。③去:距離。

【白話】
人有六種欲求,違背了,國家就會紊亂,合理地順從就能帶來和睦。所以聖王教化人民,一定會依據人情事理,而用禮法加以節制;也一定會隨順人民願望,而用道義加以規範。義理簡明而又完備,禮法易行而有規則,與人情相距不遠,所以人民就很容易遵從國家的法令。

【日本語訳】
人には六つの欲求があります。それらの欲求に背くと国は乱れてしまうが、合理的に従っていれば、人々は睦まじく暮らすことができます。そのために、聖王が民を教化する時は必ず人情と事理に従いながら、礼法で節制します。また、民の願望を叶えながら、道義で規範を設けるのです。仁義は民にも分かりやすいようによく整え、礼法も規則正しくも、民には実行しやすいようにしておくことです。このようにすれば、規制が人情とかけ離れることはないために、民も国の法令を守りやすくなります。

>> 群書治要三六〇 #明辨 #人情

《群書治要》至珍至貴!果能深解落實,天下太平,個人幸福,自然可得;背道而行者,則不免自招災殃,禍患無窮。――淨空法師 《群書治要》序