半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(3-2)

2.聖人之從事也,所由異路而同歸,其存亡定傾①若一,志不忘乎欲利人也。……聖人之心,日夜不忘乎欲利人,其澤②之所及亦遠也。(卷三十五 文子)

【注釈】
①存亡定傾:使瀕臨滅亡或已亡者得以繼續存在或延續,使危險的局勢或即將傾覆的國家轉為穩定。②澤:恩德,恩惠。

【白話】
聖人做事,都是殊途同歸,他們使瀕臨滅亡之國得以延續、使即將傾覆之國得以安定的目的是一致的,心志總是不忘記要有利於人民。……聖賢者的心境,日夜都不忘記有利於他人,他的恩德所播及的地方也是很廣遠的。

【日本語訳】
聖人のなすことは、異なっているように見えても、実は同じ目的を目指しています。たとえ国が存続しても滅亡しても、安定しても傾いても、その志が変わることはなく、いつでも民のためになるように考えています。聖人と賢者の心は、昼夜問わずに人のためになるようなことを考えています。そのために、その恩恵と徳の及ぶ範囲もまた、遠く広いものです。

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