半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(3-18)

18.孟子曰:「子路①人告之以其過則喜;禹聞善言則拜;大舜又甚焉,善與人同,舍己從人,樂取於人以為善。自耕稼陶漁以至為帝,無非取於人者。取諸人以為善,是與人為善也。故君子莫大乎與人為善。」(卷三十七 孟子

【注釈】
子路:仲由的字。春秋時魯國卞(今山東泗水縣泉林鎮卞橋)人,孔子弟子。又字季路。

【白話】
孟子說:「子路聽到別人告訴他的過失,就非常歡喜;禹聽見人家很好的言論,就虛心拜受;大舜又比他們偉大,他對於行善,沒有別人和自己的區別,並且能放下自己的看法,接受別人好的意見,非常快樂地採取別人的長處,拿來行善。從他微賤時從事耕種、燒陶、打漁等行業,一直到當了帝王,沒有不是採取別人的長處,自己照樣去做的。採取別人的長處拿來行善,也就是與人一同行善。所以君子的美德,沒有比與人一同行善更大的了。」

【日本語訳】
孟子は言われました。「子路は人から自分の欠点を告げられると、いつも喜んでいました。禹は人のいい意見を聞くと、謙虚に受け取ったものです。大舜は彼らよりさらに素晴らしいです。善い行いをするのに、大舜は自分と人の区別をしません。彼は自分の見方に執着することなく、人のいい意見を受け入れ、その長所を嬉しく採用するのです。また、大舜は卑しい身分の時から農耕や陶器作り、漁業など様々な仕事をしてきたが、帝王になってからも、人の長所を取り入れながら、自ら実行しようとし続けました。人々のいいところを取り入れて、共に善い行いをします。だからこそ、君子の美徳の中で、人と共に善行をするより大きなものはありません。」

>> 群書治要三六〇 #君道 #修身 #遷善