半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(4-10)

10.成皇帝諱衍,字世根,明帝太子也。咸和七年,詔除諸養禽之屬無益者。集書令史夏侯盛表曰:「伏聞明詔悉除養熊虎之費,舉朝增慶,咸稱聖主。伏惟陛下,未觀古今成敗之戒,而卓爾玄覽,明發自然,遣除無益,務在嗇民,誠可謂性與天道,生而知之。」(卷二十九 晉書上・紀)

【白話】
東晉成帝司馬衍,字世根,是晉明帝的太子。成帝咸和七年(西元三三二年),成帝下詔廢除那些餵養無用的野獸,集書令史夏侯盛上表說:「聽說您下詔將飼養熊虎一類野獸的費用廢除掉,舉朝稱慶,都稱頌您為聖主。陛下您沒有考察過古今王朝成敗興衰的教訓,卻具有超群的洞察力,自然天生的仁孝心,知道廢除無用的措施,盡力於節省民力,實在可以說是天質醇美,生而知之的聖人。」

【日本語訳】
東晋の成帝であった司馬衍、字は世根であり、晋明帝の太子でありました。成帝の時代である咸和七年(西暦三三二年)の時、成帝は詔書を下し、役に立たない野獣を飼育することを廃止にしました。集書令史夏侯盛は帝に申し上げました。「熊や虎などの野獣の飼育費を廃除するように詔書を下したと伺いました。臣下一同は大いに喜び、みな陛下のことを聖王と謳っています。陛下は古今の王朝が成功し、または敗退する教訓を考察したことがないのに、素晴らしい洞察力をお持ちです。生まれつき仁と孝に厚い御心で、無用な処置を廃除し、民の力を節約させるように尽力されることをお知りになったのですね。まるで生まれながらにして素晴らしい素質をお持ちで、生まれつきの聖人と言えます。」

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