半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(4-15)

15.慈故能勇,儉故能廣,不敢為天下先,故能成器長。今舍慈且勇,舍儉且廣,舍後且先,死矣。(卷三十四 老子・德經)

【白話】
「慈愛」則視民如子,盡力維護民眾的福祉,因此能產生勇氣;「儉樸自然」不但能儉省財貨器用,還能使百姓樸質無欲,生養滋息,因而民眾土廣;能做到「不敢居於天下人之先」,凡事謙沖退讓,無我無私,則得到大眾的擁戴,所以能成為天下萬民的領導者。如果不能慈愛,只求勇敢;不能儉約,卻表現奢態;不能退讓,只求爭先,那就必定要滅亡了。

【日本語訳】
「慈愛」は民をわが子のように思っているので、民の福祉を維持するために力を尽くして勇気が湧きます。「節約して素朴で自然な生活」は財物を節約できるだけではなく、民は素朴で無欲になって休養をとれるので、民の数は増え、国の土地は広がります。「天下人の先に立つことを憚れる」ようになれれば、何事も謙虚に 対処して、無我無私になれて大衆から擁護されます。そして天下万民の統率者になれます。もし慈愛になれずに勇敢さばかりを求めていたり、節約できなくて贅沢ばかりしていたりして、謙虚に譲ることができずに我先ばかりを争っているのでしたら、必ず滅亡するでしょう。

>> 群書治要三六〇 #君道 #修身 #勤儉