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印光法师文钞

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群書治要三六〇(4-28)

28.無啟寵納侮,無恥過作非。(卷二 尚書) 【白話】不要任用自己寵信的人,為自己招致羞侮。不要羞於承認自己的過錯與失誤,而試圖加以掩飾,終將鑄成大錯。 【日本語訳】自分が寵愛して信頼している者を任用するがために、羞恥を招いてはなりません。自分の過ちと錯誤を認めることを恥ずかしがるあまりに、粉飾して大きな過ちを犯してはなりません。 >> 群書治要三六〇 #君道 #反身

群書治要三六〇(4-27)

…子在他的跟前;君主喜好言談,則好以言論毀譽他人的臣子在他身邊。 【日本語訳】凡そ臣下として君主に仕える時は、君主の好みに合わせて仕えることがほとんどです。君主が礼法を好むのであれば、臣下は礼法をもって仕えます。君主がおしゃべり好きなのであれば、臣下はおしゃべりをもって仕えます。君主が礼法を好むのであれば、端正にして剛直な臣下がそのそばにつきます。君主がおしゃべり好きであれば、おしゃべりで他人の名声を傷つけるような臣下がそのそばにつきます。 >> 群書治要三六〇 #君道 #反身

群書治要三六〇(4-26)

…になれます。そのために、聖人は家から出ることなく天下の理が分かります。窓の外を見なくても、自然界の規律や法則が分かります。逆に何事も自分でしなければ気が済まない者は、家から離れれば離れるほど、惑わされてしまい、道理を悟れなくなってしまいます。そのために、聖人は直に体験しなくても、物事の理を推し量って知ることができるし、その目で見なくても、内外のことを察することができます。万物の本性に適応しながら、わざと何かをせずに大業を成し遂げられます。 >> 群書治要三六〇 #君道 #反身

群書治要三六〇(4-25)

…敢爭,以覆社稷,危宗廟矣。(卷三十三 晏子・諫上) 【白話】現在國君上不推度聖王興盛的原因,而下不考察惰君衰敗的情況。國君違背治國的行為,而有關的官員也不敢規勸,導致社稷傾覆,宗廟危亡的後果。 【日本語訳】今の国君は、聖王が盛況を見せた原因を推し量ろうとせずに、怠惰な君主が衰退して敗れた状況も考察しません。国君は治国の理に背く行為をしているが、関係する官員たちに諫める勇気はありません。ゆえに、社会は転覆し、国家は存亡の危機にさらされます。 >> 群書治要三六〇 #君道 #反身

群書治要三六〇(4-24)

…に押し付けて、彼らを責めます。過ちを民のせいにすると、民は怒ります。いいことは自分の功績だとすると、自分の驕りや慢心を助長してしまいます。罪のなすりつけは民をますます怒らせてしまい、功績の横取りは自分をますます驕りにまみれた人間にしてしまいます。だからこそ、夏桀と商紂は道徳が衰退して民の怒りを買い、謀反によって政権を覆されたのです。自分の徳性を失うばかりではなく、国までも失ってしまうとは、慎重に注意深くならなくていいはずがありましょうか。 >> 群書治要三六〇 #君道 #反身

群書治要三六〇(4-23)

…錯,百姓就會立刻詆毀我。當君王聽到百姓有所稱讚或詆毀時,就不必回去詢問左右近臣。」 【日本語訳】管子は言いました。「自分が全力で最善を尽くしたかだけを心配していればよくて、人の無理解を心配する必要はありません。民の目は秋毫をも明察できるもので、何も彼らの目から逃れられません。そのために、善行をすれば、民から褒められます。過ちを犯してしまえば、民から謗れます。君王は民から何か褒めたり謗れたりするたびに、左右の近臣に聞かなくてもよいのです。」 >> 群書治要三六〇 #君道 #反身

群書治要三六〇(4-22)

…朝廷荒謬、虛假的、毀謗的言論。武帝頒布命令說:「狂狷之徒的怨恨,毀謗言論,也是朕的過失所引起,不要怪罪他們。」 【日本語訳】晋武帝である司馬炎の字は世安、文帝である司馬昭の太子でありました。泰始五年(西暦二六九年)、西平人の麹路が鼓を叩いて、朝廷に対して馬鹿げたことや虚言誹謗を言いふらしていると、廷尉は武帝に報告しました。武帝は命令を頒布しました。「狂狷な輩の恨みや誹謗も、朕の過ちから引き起こされたものである。彼らを責めないでください。」 >> 群書治要三六〇 #君道 #反身

群書治要三六〇(3-38)

…欲減少三分,下屬就會減少九分。 【日本語訳】上に立つ者が木材を使うと、下の者は森を壊してしまいます。上に立つ者が魚を食べると、下の者は川を干させてしまいます。上に立つ者が櫓を使うと、下の者は一艘の船をまるごと進呈してしまいます。上に立つ者が一本の細い糸のようなことを言うと、下の者は太い荒縄のようなことを言います。上に立つ者に一分の善行があると、下の者は二分の賞讃をします。上に立つ者が贅沢をする欲望を三分減らすと、下の者は九分も減らします。 >> 群書治要三六〇 #君道 #反身

群書治要三六〇(3-37)

…(卷三十六 尸子) 【注釈】①盂:盛食物或漿湯的容器。 【白話】孔子說:「君王就好像是器皿,黎民百姓就好像是水。器皿是方的,水就呈現方的形狀;器皿是圓的,水就呈現圓的形狀。」領導者有什麼喜好而百姓不效仿趨從的呢? 【日本語訳】孔子は言われました。「君主というのはまるで器で、民は水です。器が四角い形をしていれば、水は四角い形になります。器が丸い形をしていれば、水は丸い形になります。」指導者の好みに民が真似して随従しないことはありましょうか。 >> 群書治要三六〇 #君道 #反身

群書治要三六〇(3-36)

…な猛者は、過ぎた暴行に走らないように己を戒めるべきです。慈愛に満ちた心やさしい者は、優柔不断にならないようにすることです。冷静沈着でいつも落ち着いている者は、時期を逸しないように気をつけるべきです。心の広い者は、物忘れしないように注意することです。自分が注意すべき所を見つけ、道義と倫理で己を整えることができたら、中庸を守れる、節度の分かる品性を養えましょう。また、ずる賢くて嘘ばかりを言う輩が利用しようとして、近づくこともなくなりましょう。 >> 群書治要三六〇 #君道 #反身

群書治要三六〇(3-35)

…持ちの浮き沈みが落ち着くと、賞罰を下す時が偏ることはありません。自分の好き嫌いを直すことができると、無用な物に未練はなくなります。無用な物に未練がなくなると、それらの物によって己の本性が損なわれなくなります。己の気持ちと考えを適宜な状態に保つと、度を過ぎた欲望を持ちません。度を過ぎた欲望を持たなくなると、天性を修め、満足を知ることができます。これら四つのことを守るのに、外や他人に助けを求める必要はありません。ただ己のことを律するのみです。 >> 群書治要三六〇 #君道 #反身

群書治要三六〇(3-34)

…ができます。たとえ運が悪い時でも、己の平安を保全できるから、正道を守り、中庸の心を忘れないことは大事です。そのようにすれば、運がいい時は天下のことも全て上手くいき、何事も順調に運べるでしょう。もし正道を逸してしまうと、妻子を養うことさえも難しくなりましょう。そのために、(正道から逸してしまった君主は)運が悪い時はひたすら人を責めて、自ら災いを呼んでしまいます。また、運がいい時は欲望に任せて贅沢をするから、天下にまで災いをもたらしましょう。 >> 群書治要三六〇 #君道 #反身

群書治要三六〇(3-33)

…室簡陋貧寒。 【白話】愛別人的人,別人也愛他;憎恨別人的人,別人也憎恨他。知道自己修身有得,就知道能獲得眾人的支持。所謂不出小屋而知天下,就是懂得反回頭來修養自己。 【日本語訳】人を愛せる者は、人からも愛されます。人を憎悪する者は、人からも憎悪されます。己の品性を高めることの重要性を知っている者は、人々の支持を得られます。何故なら、小屋から出ることなくして天下を知りえる者と言うのは、己の身をいつも反省して、品性を高めようとしている者です。 >> 群書治要三六〇 #君道 #反身

群書治要三六〇(3-32)

…麼官吏就必定能夠行善;官吏能夠行善,則百姓必定能夠行善。所以百姓不善,是官吏之罪;官吏不善,是君主的過失。啊!對此要警惕而又警惕啊! 【日本語訳】君主が善行を実行することができれば、官吏も必ず善行を実行できましょう。官吏が善行を実行することができれば、民も必ず善行を実行できます。それゆえ、民が善行を実行しないのは、官吏の罪です。また、官吏が善行を実行しないのは、君主の過ちです。ああ。そうならないように、気をつけましょう!気をつけましょう! >> 群書治要三六〇 #君道 #反身

群書治要三六〇(3-31)

…乗り手が異なるためです。民を教化することにおいても、同じことが言えます。そのために、大禹や湯王のような聖君に巡りあえた人は良民になり、夏の桀や商の紂のような暴君の時代に生きていた人は凶暴で愚劣な民になってしまいました。これは違う道理に沿った治世が導いた結果です。それゆえ、国を治めるのに長けていた君主は、領民たちのせいにはせずに、自分の過ちを反省するものです。また、部下を責めることもしません。ただ、より良い君主になるように自分に要求します。 >> 群書治要三六〇 #君道 #反身

群書治要三六〇(2-35)

35.修己而不責人,則免於難。(卷四 春秋左氏傳上) 【白話】修養自己的德行,而不去責難別人,就會免於遭受禍難。 【日本語訳】自分の徳行を修養して、人を責めるのをやめて、災難に遭うのを免れます。 >> 群書治要三六〇 #君道 #反身

群書治要三六〇(2-34)

…就想到在困難之時應該反省自身,修養自身德行。《彖傳》說:蹇卦,象徵著艱難,就是前面有危險的意思。看到險情能夠停止,這是明智之舉啊! 【日本語訳】『象傳』は言いました。「険しい山の上に水の流れがあるさまが蹇であります。君子はこの象に則って、困難に直面すれば、自分の行いを反省して徳を修めるのであります。『彖傳』は言いました。「蹇卦は艱難辛苦と象徴して、前方に危険があると示す意味です。険しい様子が読めて、進めるのを止めて、明智な処置であります。 >> 群書治要三六〇 #君道 #反身

群書治要三六〇(2-33)

…指蒙受恩澤。 【白話】因此,上天是萬物的庇護者,君主是萬物的保護者。凡是生靈,只要有一個沒有得到滋潤,上天就會覺得有所虧欠;百姓之中,只要有一人沒有得到君王的恩惠,君主就會覺得這是恥辱。 【日本語訳】それ故に、上天は万物の庇護者で、君主は万物の保護者です。全ての生き物のうちに潤されなかったものが一つあったら、上天は冷遇してしまって、まだ何か足りないかなと思われます。百姓の中に君主の恵みが得られなかった一人がいたら、君主は恥だと思われます。 >> 群書治要三六〇 #君道 #反身

群書治要三六〇(2-32)

…人々が悪人を過剰に憎めば国は乱れるでしょう。」それ故、民衆が動乱を起こすと、朝政を反省すべきで、朝政が乱れたら、執政者自ら反省すべきです。自らの思想や観念や行動や処置が正しければ、天下は自然的に安定となります。従って、君子は善良な人を褒められて、善行のできない人に同情することもできて、受刑する人に恩恵を与えて、卑しい人にも恩徳を与えます。恩恵を与える時、心に喜びが一杯になりますが、やむを得ず刑罰を執行しなければならない時、辛いと思います。 >> 群書治要三六〇 #君道 #反身

群書治要三六〇(2-31)

…百姓會趨向效法。上位者所不做的事,而百姓有人做了,因此加以懲罰處分,就沒有誰還敢不加以警戒。若上位者所做的,百姓也有人做了,這乃是勢所必然的,又怎能禁止得了呢? 【日本語訳】百姓は上位にいる者のやることに見習います。百姓は上位にいる者のやらないことをしてしまったら、それで懲罰処分を加えたら、誰が注意を払わないのでしょう。もし民衆は上位にいる者の為したことしたがって為したら、これはどうすることも出来ませんので、禁じられるわけがないでしょう。 >> 群書治要三六〇 #君道 #反身

群書治要三六〇(2-30)

30.堯舜率天下以仁,而民從之;桀紂率天下以暴,而民從之。(卷七 禮記) 【白話】堯王、舜王以「仁」領導天下,百姓就跟著他行仁;夏桀、商紂以暴戾橫行天下,百姓就跟著他做壞事。 【日本語訳】堯舜は「仁」で天下を引導したため、百姓が彼らにしたがって仁を行います。夏桀商紂は横暴で天下にのさばったため、百姓が彼らしたがって悪事を働きました。 >> 群書治要三六〇 #君道 #反身

群書治要三六〇(2-29)

…屬的一些行為表現,自己就不要以同樣的方式來對待上級。 【日本語訳】したがって、上位に在位する人が年老いた人を尊べば、百姓の孝行の風潮が広く伝わります。上位に在位する人が長者を恭しく仕えれば、百姓の愛敬の風潮が広く伝わります。上位に在位する人が身寄りのない一人ぼっちな人に心遣いを示せば、百姓の間にお互いに背き合いません。自分が上司からしてほしくないやり方は部下にしてはなりません、自分が部下からしてほしくない行為表現は上司にしてはなりません。 >> 群書治要三六〇 #君道 #反身

群書治要三六〇(2-28)

…ないわけはないでしょう(民心に順応して国を治めます)。古代に治国道理の通達出来る者は心が万事を支配すると知っていて、行為を節制しないと、国に動乱をさせてしまいますので、まず自分の考え方を正します。もし考え方が正しけば、動態か、静態か、どちらにしても、勝手気ままに悪事を働きません。自ら天下の人民の模範とすれば、人民が正道を履践します、そして、彼の良善な本性を保つことができます。これらは遥かな要求でしょうか。ただ自らの心に求めるものですよね。 >> 群書治要三六〇 #君道 #反身

群書治要三六〇(2-27)

…本語訳】それ故に、天下が不正となった時は国を整理すべきで、国が不正となった時は朝廷を整理すべきで、朝廷が不となった時は君主のもとにいる臣下を整理すべきで、臣下が不正となった時は自らの智慧や徳能を高めるべきで、自らの智慧や徳能が不正となった時はまず自分の思想を調整すべきです。整理するのは身らに近ければ近いほど結果が遠大です。夏禹も商湯も常に自分の犯した過ちを検討していて、国の繁盛がはやく出来ました。これは自分の思想を整理する結果であります。 >> 群書治要三六〇 #君道 #反身

群書治要三六〇(2-26)

26.主者國之心也,心治①則百節②皆安,心擾則百節皆亂。(卷四十一 淮南子) 【注釈】①治:指心緒安寧平靜。②節:骨節,人身骨骼聯接的部分。 【白話】君主好比是國家的心臟,心安則全身都會安定,心亂則全身都會紊亂。 【日本語訳】君主は国の心臓のようなものであって、うらやすであれば、からだ全体も安定になれますが、心が乱れてしまえば、からだ全体も狂ってしまいます。 >> 群書治要三六〇 #君道 #反身

群書治要三六〇(2-25)

…就是連堯、舜那樣的聖君,恐怕也難做得周到呀!」 【日本語訳】子路が君子の道をたずねました。孔子が答えました。『大事に大事に細心な注意をはらって、自分の身を修めるのがいいです。』。子路は更に聞きした。『それだけのことですか。』。孔子は言いました。『自分の身を修めて、人を安ずるのです。』。子路は聞きました。『それだけのことですか。』。孔子は言いました。『自分の身を修めて天下万民を安ずるのです。尭舜のような聖天子も心をやまされたことなのです。』 >> 群書治要三六〇 #君道 #反身

群書治要三六〇(2-24)

24.孔子曰:「人能弘道,非道弘人也。」故治亂廢興在於己,非天降命不可得反也。(卷十七 漢書五) 【白話】孔子說:「人能光大道義,不是道義去光大人。」所以國家的安定與動亂、興盛與衰亡,都決定於君主自己,而並非天命不可挽回。 【日本語訳】孔子は言いました。「人間は道義を輝かせるので、道義に人間を輝かせるのではありません。」それ故に、国は安定か動乱か、繁盛か衰亡か、すべて君主次第で、決して天命だと言って挽回できないことではありません。 >> 群書治要三六〇 #君道 #反身

群書治要三六〇(1-36)

…ことはできなくなります。節度がなくなると、欲望は際限なく蔓延り、たとえ四方に広がる広大な国土があっても、貪欲な者を満足させることはできなくなりましょう。これこそが「四つの禍」です。農耕と機織を提唱することによって民を育て、人々の好き嫌いをよく観察し、風習を正します。礼楽と章典を宣揚することによって民を教化します。軍備を充実することによって国の威厳を立てます。賞罰を明確にすることによって国の法律を樹立させます。これこそが「五つの徳政」です。 >> 群書治要三六〇 #君道 #反身

群書治要三六〇(1-35)

…聽①其獄②,是殺不辜③也。(卷十 孔子家語) 【注釈】①聽:裁決;斷定。②獄:訴訟案件。③不辜:無罪之人。 【白話】君王偏失了為政之道,而誅殺他的臣民,這是不合理的。不用孝道教化人民,使他們明理,而有犯錯就定他們的罪刑,這是殺害無辜。 【日本語訳】君主が政の道から逸したのに、臣下と民を殺してしまうのは、不条理なことです。孝の道で民を教化し、道理を分からせずに、過ちがあるとすぐに罪刑を決めてしまうのは、無辜な者を殺害してしまうのと同じです。 >> 群書治要三六〇 #君道 #反身

群書治要三六〇(1-34)

…」(卷九 論語) 【注釈】①上:指在上位的為政者。②哀矜:哀憐體恤。 【白話】曾子說:「在上位的人失去為政之道,民心離散已久。如果掌握了百姓犯罪的實情,就應該哀憐體恤他們,而不要因為自己的辦案能力沾沾自喜。」 【日本語訳】曾子は言いました。「上位にいる者が政の道から逸していたために、民の心は久しく離散していました。もし民が犯罪に手を染める実情を知ることができれば、民のことを哀れ、理解するべきです。犯罪者を捕らえたと喜ぶのではありません。」 >> 群書治要三六〇 #君道 #反身