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印光法师文钞

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群書治要三六〇(3-172)

…ら分るように、天下の法令と禁則が実行できるのは、人の心に働きかけているからです。ゆえに、「心とは、自分の言行の主宰です」とも言われています。君主は自分の心積もりで国を治めているから、もしその心が正しくないと、国は禍に遭ってしまいます。地方の長官は自分の心積もりでその地域を治めているから、もしその心が正しくないと、地域は衰退して混乱になります。個人は自分の心積もりで立身処世しているから、もしその心が正しくないと、殺生の禍を招いてしまいます。 >> 群書治要三六〇 #為政 #務本

群書治要三六〇(3-171)

…張り詰めて開きます。もしある者の徳性と品行が正しければ、その周りの人や物事もつられて正しくなります。政治と言うものの本質は、人の品行を正すことです。もし執政者自身が正しくないと、人からはついてこられることなく、従ってもらえません。そのために、言葉を使わずにして信服してもらえる、起こらずにして威厳を持てる、施しをせずにして仁徳を兼ね備える。このような正しい心があれば、人々はついてきて、正しくなれます。これこそ、最も完璧な政治と言えましょう。 >> 群書治要三六〇 #為政 #務本

群書治要三六〇(2-192)

…して、土地の高低や優劣をはっきり区別して、様々な家畜の成長が時令に合って、田野から万物を収穫します、これこそ国家を富強させる根本です。……したがって、執政者はしっかり工匠と商人を監督して、芝居掛かりさせないべきです。商業を貶める流動などの業種を制限して、利益を独占させないべきです。農業に従事する人を寛待して、広く聖賢の学問を知っている士を高貴で尊い地位をさせるべきです。すると、百姓を豊になったり、国家を太平になったりさせることが出来ます。 >> 群書治要三六〇 #為政 #務本

群書治要三六〇(2-191)

…子所說的「我恐怕季孫氏的憂患不在顓臾,而在自己內部」的道理吧。 【日本語訳】今年の統計によると、若い後輩が一家の長を殺したり、妻が夫を殺したりしたのが二百二十二人もいます。これは小事だと思いません。今、皇帝の傍にいる臣子がこのような状況を心配せずに、辺鄙なところへ派兵してごくわずかな恨みを仕返すつもりのようです。たぶんこれは孔子が言った「恐らく季孫氏の憂患は顓臾にあるではなくて、彼の自分自身にあるではないでしょうか。」という道理でしょう。 >> 群書治要三六〇 #為政 #務本

群書治要三六〇(2-190)

…發展。治理民眾的人一定要明白這個道理。 【日本語訳】君主としては、荘重且つ厳粛で勢い込んで威風が天下を震撼させますが、しかし、高い地位に就いて遠くまで安定させて危険が満ち溢れます。人民としては、地位が低くて人に謹んで命令に従って、鈍感且つ軟弱ですが、予想出来ない力を持っています。君主は百姓を尊重しないと国家が滅亡してしまいますが、君主は百姓を大事にすると国家が生存して発展して行きます。民衆を治理するものはこの理屈を分からなくてなりません。 >> 群書治要三六〇 #為政 #務本

群書治要三六〇(2-189)

189.食者民之本也,民者國之本也,國者君之本也。(卷四十一 淮南子) 【白話】糧食,是人民生存的根本;人民,是國家存在的根本;國家,是君主立身的根本。 【日本語訳】糧食は人民生存の根本です、人民は国家存在の根本です、国家は君主立身の根本です。 >> 群書治要三六〇 #為政 #務本

群書治要三六〇(2-188)

…とが出来ないことです、こういう人に国家の大権を与えてはならないことです。二番は賢者に会っても謙譲出来ないことです、こういう人に高貴な爵位を賜わってはならないことです。三番は刑罰を執行する時、身内や権貴を避けることです、こういう人に軍隊を統率させることが出来ないことです。四は農業を重視しなくて、地利を重んじなくて、自分勝手に税金を徴発することです、こういう人に地方の長官を担当させることが出来ないことです。この四つの要務は国家安危の根本です。 >> 群書治要三六〇 #為政 #務本

群書治要三六〇(2-187)

…でも、全てをしっかり治めるのに十分にありえますが、君子がいなければ法令がとても完備されても、社会を混乱させるのに十分にありえます。したがって、賢明な君子は治国の出来る君子を獲得するのに焦りますが、暗君は権勢を獲得するのに焦ります。治国の出来る君子を獲得するのに焦ると君子自身は気楽で国家がしっかり治められて、功績が偉くて名声がすばらしいですが、権勢を獲得するのに焦ると心身を労して国家が混乱してしまって、功績を毀して名声を損なってしまいます。 >> 群書治要三六〇 #為政 #務本

群書治要三六〇(2-186)

186.政以得賢為本,理①以去穢②為務。(卷二十三 後漢書三) 【注釈】①理:治理,整理。②穢:惡人,醜類。 【白話】為政以得到賢能之人為根本,治國以去除奸邪之人為要務。 【日本語訳】為政は賢能な人を得ることを根本として、治国は奸邪な人を取り除くことを要務とします。 >> 群書治要三六〇 #為政 #務本

群書治要三六〇(2-185)

…產生,是為了輔助道義的推行。如果重視法律而拋棄仁義,這如同重視帽子和鞋子,卻忘記了自己的頭和腳。 【日本語訳】治国の根本は仁義を広く実行することで、その次は法度を施行することです。根本を優先にして、枝葉末節を後にする人は君子と言いますが、枝葉末節を優先にして、根本を後にする人は俗人と言います。法律の産生は道義の実行に補助するためです。もし法律を重視して仁義を捨ててしまったら、帽子と靴を重視して、自分の頭と足をわすれてしまったのと同じです。 >> 群書治要三六〇 #為政 #務本

群書治要三六〇(2-184)

…主が親孝行すれば、名声が顕揚して栄耀となって、天下が安楽になります。臣子が親孝行すれば、忠誠で責任を尽くして国君に仕えて、在官が潔白で正しくて、そして清廉になって、危難を迫る時、命を捨てても全力を尽くします。士人と百姓は親孝行すれば、もっと耕作に努力して、守衛作戦に意志を高められて、戦敗して逃げもしません。一つの方法をしっかりつかんで、多くの善行が来させて、多くの邪悪が去らせて、天下が順従させられます。この方法は孝道にしかできないのです。 >> 群書治要三六〇 #為政 #務本

群書治要三六〇(2-183)

…宣德流化①,必自近始。朝廷不備,難以言治;左右不正,難以化遠。(卷十九 漢書七) 【注釈】①流化:流布教化。 【白話】聖王宣揚仁德推行教化,必然要從身邊近處開始。朝廷還不具備德義,難以談治理好天下;左右的臣子不夠端正,難以使教化遠播。 【日本語訳】聖王は仁徳を宣揚して、教化を広く実行するのに、必ず片方から始めます。朝廷には徳義を具備してなかったら、ちゃんと天下を治められると言い難いです。左右の臣子が正しくなければ、遠く教化を伝え難いです。 >> 群書治要三六〇 #為政 #務本

群書治要三六〇(2-182)

…量的人,一定是贏得人心的人。能夠贏得人心的人,一定是符合道義的人。符合道義的人,一定是心地柔和謙順的人。」 【日本語訳】老子は言いました。「制覇出来る者は必ず勝利の得られる人です。敵に勝てる者は必ず強者になれる人です。強者になれる者は必ず他人の力を運用することの出来る人です。他人の力を運用するのが出来る者は必ず人の心を勝ち取れる人です。人の心を勝ち取れる者は必ず道義にぴったり合える人です。道義に合える者は必ず心が柔らかくて謙遜な人です。」 >> 群書治要三六〇 #為政 #務本

群書治要三六〇(2-181)

…徭役的根本,在於君主節制物欲。節制物欲的根本,在於返歸其清淨無欲的天性。 【日本語訳】国家を治める根本は、百姓に安定させることであります。百姓を安定する根本は、百姓に衣食を豊富させることであります。百姓に衣食を豊富する根本は、百姓に農繁期を失わせないことであります。百姓に農繁期を失わせない根本は、苦役を減らすことであります。苦役を減らす根本は、君主が物欲を節制することであります。物欲を節制する根本は、清浄で無慾の天性に戻すことであります。 >> 群書治要三六〇 #為政 #務本

群書治要三六〇(2-180)

…って、如何に使うかに至っては、それぞれに違います。ある人は他人をするのに使いますが、ある人は自分を修治するのに使います。自ら修治に使うのは本を務むと言いますが、他人を修治するのに使うのは細かく追求すると言いますが。君子は物事を処理する時、まず、根本(自ら修治)に力を注いでいれば、徳行や功績が立てられて、人とお互いに恨み合うこともありません。小人は本ごとを処理する時、先に末節(他人修治)を追求して、功績が立てなくて、恨み合いが多くなります。 >> 群書治要三六〇 #為政 #務本

群書治要三六〇(2-179)

…道理が分かりますが、国を治めることが分かりません。」楚莊王は言いました。「寡人は宗廟を供奉して、国が治められる保つ方法を習いたいです。」詹何は答えました。「君主自ら修養が優れて国が乱れてしまうのを聞いたことがありませんが、君主自ら修養が劣って国がしっかり治められるのも聞いたことがありません。したがって、国を治める根本は君主自身の修養にありますが、ほかの細かいところについては話そうとしません。」楚王は言いました。「よく言ってくれましたね。」 >> 群書治要三六〇 #為政 #務本

群書治要三六〇(1-182)

182.我有三寶①,持而保之。一曰慈,二曰儉,三曰不敢為天下先。(卷三十四 老子) 【注釈】①三寶:三種寶貴之物。 【白話】老子說:我有三種法寶,要保持而且要永遠守住。一是仁慈,二是節儉,三是不敢居於天下人的前面。 【日本語訳】老子は言いました。「私には三種の宝器があり、いつまでも大切にしなければなりません。一つは仁愛と慈悲の心です。一つは節約の精神です。最後は天下の人々の前で謙虚でいる姿勢を忘れないことです。 >> 群書治要三六〇 #為政 #務本

群書治要三六〇(1-181)

…軍備です」子貢は食い下がりました。「もし仕方なく、もう一つ捨てなければならないのでしたら、どれを捨てますか?」孔子は説明しました。「食糧です。人はいずれ死ぬものだが、民が政府のことを信用しないと、国の威信は失われてしまいましょう。」この問答から分かるように、民が政府を信用していれば、たとえ十分な食糧がなくとも、国と共に難局に立ち向かえます。もし民からの信用がないと、たとえ外患がなくとも、内乱に悩まされる国が安泰でいられるはずがありません。 >> 群書治要三六〇 #為政 #務本

群書治要三六〇(1-180)

180.夫(fú)為政者,莫善於清①其吏也。(卷四十七 劉廙(yì)政論) 【注釈】①清:清廉;清白。這裡是使官吏清廉。 【白話】治理政事,沒有比使官吏清廉更好的了。 【日本語訳】政務を執り行うのに、清廉な官吏を揃えるのに勝るものはありません。 >> 群書治要三六〇 #為政 #務本

群書治要三六〇(1-179)

…然會歸順效忠。所以,聖明的君主不求各方都來歸附,而是盡力創造使人們歸附的條件。 【日本語訳】泉が深ければ、魚とスッポンは集まってきて棲息します。木々が密集していれば、鳥は集まってきて巣を作ります。草叢が茂っていれば、獣はやってきて住みつきます。君主が賢明で仁徳のある人でいれば、四方の豪傑は集まってきて忠誠を誓います。そのために、賢明な聖君は人々が帰順しに来るのを直接に求めるのではなく、人々が帰順しに来る条件を達成するのに力を注いでいます。 >> 群書治要三六〇 #為政 #務本

群書治要三六〇(1-178)

…釈】①慎終追遠:辦理父母喪事,要依禮盡哀;祭祀祖先,要恭敬虔誠。終,指父母喪事。遠,指祖先。 【白話】曾子說:「對於父母過世的喪葬能謹慎守禮、竭盡哀思,對於已故的父母及祖先,都能依禮依時恭敬虔誠地追思懷念,不忘根本,則風俗民情必然趨向淳厚善良。」 【日本語訳】曾子は言いました。「親の葬儀では礼儀を慎ましく守りましょう。亡くなった祖先のことも礼節と時分に従って追悼して懐かしみ、根本を忘れなければ、風俗と民情は必ず純良なものになりましょう。」 >> 群書治要三六〇 #為政 #務本

群書治要三六〇(1-177)

…,然後才知道如何做一個好父親;懂得如何做一個好臣下,然後才知道如何做一個好君主;唯有懂得如何事奉人,然後才懂得如何任用人。 【日本語訳】どのようにすればいい息子でいられるのかを知っている者こそ、どのようにすればいい父親でいられるのかを知っています。どのようにいい臣下でいられるのかを知っている者こそ、どのようにいい君主でいられるのかを知っています。どのように人に仕えればいいのかを知っている者こそ、どのように人を使えばいいのかを知っています。 >> 群書治要三六〇 #為政 #務本

群書治要三六〇(1-176)

176.孔子曰:「事親孝,故忠可移於君。」是以求忠臣,必於孝子之門。(卷二十二 後漢書二) 【白話】孔子說:「奉事父母做到孝順恭敬,因此能把這種孝敬心轉移去效忠君主。」所以尋找忠臣,一定要從有孝子的家庭中選拔。 【日本語訳】孔子は言いました。「親に対して敬う気持ちを忘れずに孝行することができたら、このような気持ちを忠誠心にして君主に仕えることもできましょう。」そのために、忠臣を探そうとしたら、必ず孝子のいる家から選び出すのです。 >> 群書治要三六〇 #為政 #務本

群書治要三六〇(1-175)

…孝、悌和善於理家的品行,在外才能建功立業,美好的名聲自然會顯揚於後世。」 【日本語訳】孔子は言いました。「君子は親に対して孝道の限りに尽すから、このような忠実な気持ちは主君への奉仕にも通じます。君子は兄姉に対して悌道の限りによく従い、仲良くすることができるが、このような心持ちは上司への従順さにも通じます。そのために、家の中の理である孝と悌をよく守ることができたら、外においても功績を立てられ、良い名声も自ずと後世に残るようになりましょう。」 >> 群書治要三六〇 #為政 #務本

群書治要三六〇(1-174)

174.君子務①本,本立而道生。孝悌也者,其仁之本與②!先能事父兄,然後仁可成。(卷九 論語) 【注釈】①務:從事;致力。②與:通「歟」。句末語助詞。 【白話】君子為人必專心致力於根本,根本建立了,道德就會隨之產生。孝順父母、友愛兄弟,就是仁的根本啊! 【日本語訳】君子は物事の根本的なところを固めるのに専念しています。根本が固めたら、道徳は自ずと生まれます。そして親に孝行をして、兄弟を友愛するのが仁の根本です。 >> 群書治要三六〇 #為政 #務本

群書治要三六〇(1-173)

173.子曰:「夫(fú)孝,德之本也,教之所由生也。」(卷九 孝經) 【白話】孔子說:「孝道,是德行的根本,一切教化都是從孝道的基礎上產生出來的。」 【日本語訳】孔子は言いました。「孝道は道徳と行動の根本です。全ての教化は孝道の基礎から生まれました。」 >> 群書治要三六〇 #為政 #務本

群書治要三六〇(1-172)

…な悪行であっても指摘して非難しました。諸葛亮はまた、様々な政事に精通しており、根本のところから問題を解決できる人でした。他の官員に対しても、職務によって実効を出すように要求し、嘘偽りを許しませんでした。最終的に、諸葛亮は蜀国の人々から敬愛されるようになりました。刑罰と政令が厳しくても、恨み言が聞こえないのは、物事を公平に処理し、勧善懲悪の基準が非常に明確であったためです。諸葛亮はまさに治国の優れた人材であり、管仲や蕭何と匹敵できましょう。 >> 群書治要三六〇 #為政 #務本

群書治要三六〇(1-171)

…ができなければ、枝葉の小さなことを完璧にこなす余裕もありません。親戚で力を合わせて団結することができなければ、外の人間との付き合いは控えるべきです。仕事を最後まで確実に終えることができなければ、他に多くの仕事に手を出すべきではありません。根本に立ち返って身近なところのことから取り掛かっていくのが、君子の取るべき方法と守るべき法則です。」そのために、もし本末転倒になっていたら、努力が徒労に終えてしまうのにならず、大変な問題になりかねません。 >> 群書治要三六〇 #為政 #務本

群書治要三六〇(1-170)

…化治國,首先要實行仁義,帶頭做到恭敬謙讓,使人民在日常生活中不知不覺就遷善改過。 【日本語訳】仁義、礼法と制度は、国を治めるための根本です。法令と刑罰は、国を治めるための枝葉です。根本がなければ国は建てなくなってしまうが、枝葉がなくても国は安定して建設できません。礼法と仁義で治国したいのであれば、まずは仁義を実践すべきです。君主が手本となって尊敬と譲り合いの精神を示せば、民も日常生活の中で知らぬ間に、過ちを改めて善に染まるようになります。 >> 群書治要三六〇 #為政 #務本

群書治要三六〇(1-169)

…訓導は道徳と仁義を優先にして、言葉巧みな詭弁を最後にするべきです。言論は信用と道義を優先にして、奇を衒った華麗さを最後にするべきです。孝と悌を実践するには、心を込めた奉仕を優先にして、見かけの良さを最後にすべきです。部下としては、忠誠と正直さを優先にして、媚びへつらうことを最後にすべきです。守るべき優先事項と、後回しにして遠ざかるべき末端。この五つの心得を守れば、仁義の風習は盛んとなります。もし心得を守れなければ、道徳は腐敗して崩れます。 >> 群書治要三六〇 #為政 #務本